オリジナル電源トランスを外した状態が左です。発注した春日トランスはまだ来ませんのでそれ以外の金物加工(メインアンプの全てのソケットを新しくして、電解コンデンサーの取り付け用の穴、出力トランス用の穴開けなど)を行い、部品をつけてみました。なかなか見栄えがします(自画自賛です)。 |
トランスも届きました。設計図に従い配線を進めていきます。プリアンプはいじるつもりはなかったのですがオイルペーパーコンデンサーの劣化が心配なのでフィルムコンに変更しました。電解コンデンサーもオーディオ用の新品に交換しました。EQ回路の時定数を決めるコンデンサーはもとからフィルムコンデンサーのようでしたからそのままにしてあります。 |
楽しい再生計画も佳境に入ってきました。残すはウッドケースの補修だけです。傷のあるところを中心に少し粗目(400番くらい)のペーパーを軽くかけて表面を少し平らにして、はけを使って水性のニスを塗りました。これがまた曲者です。安いはけは絶対に禁物です。はけから抜け落ちた毛が塗った表面についてしまいます。何回か塗りなおしました。その結果オリジナルよりだいぶん色が濃くなってしまいました。ホームセンターで一本1000円位するはけにしてください。水性のニスの良いところは使用後に水でよく洗うとはけは何度でも使えることだと思います。そう考えると少しくらいの投資は我慢できます。 |