現状での回路図は以下に示してあります。シンプルな全段作動増幅の構造にしました。NFBは全く使っていません。
回路図はここにあります。
出力トランスのXE-60はカソードNF端子(CF1-CT-CF2)がついています。また、SG端子もあり、色々なバリエーションが楽しめそうです。今後アンプの電気特性とヒアリングを
行い、どの様な結線が自分にとってベストなのかをじっくりと時間をかけて楽しもうと思っています。
完成したアンプを早速我が家のメインシステムにつないで音出しをしました。以前作った全段差動増幅EL34PPアンプを比較対象として比べてみました。高音域については
あまり大きな差異は聴感上感じませんが、低音は全く違います。これは驚きです。これはきっと低音域のトランスの透過率が違うからだと確信しました。ISO Tango製の
FX-40-5と旧Tango製のXE-60-3.5の実力の違いを見せつけられた気がします。こうなってきますと、現行のISO製のFC-60-3.5と比較したいです。ぜひともその機会を
儲けたいと思いました。我が家の別室にあるサブシステムとしてこのメインアンプを採用することにしました。とてもクリアーな音が気に入っています。
そろそろ、ほったらかしているRIAAアンプを完成させなければなりません。コロナ汚染により、テレワークになっていますので東京の自宅に戻り、アンプ作りをしようと思います。