以前からコンデンサーの違いがどのように音質に影響を与えるのかは是非とも知りたいところでした。全てをSpragueのVitaminQおよびその類似品で作ったモデルがあります。15台目(XV)の作品です。この時は音が尖っておりあまり良い音ではないという結論を出しておりました。その後、回路を調べていくとトーン回路(NFB)で大変な配線間違いをしておりました。その結果、高音が強調されるようになっていることが判明しました。とても恥ずかしいです。ネットで公開(後悔)してしまいましたから。その後回路を修正しましたところ、大変マイルドな音に変化しました。こうなりますと、以前考えていた通り、オイルキャップを取り替えてみるとどのような音になるのか知りたいという欲求が沸々と湧いてきます。どうにも止められません。性懲りも無くまたもやクローンを作り始めてしまいました。通し番号で言えば18番と19番になります。18番はレファレンスとして、Sprague Black Beauty Red Labelで統一しました。19番目は同じくBlack BeautyですがYellow Labelで統一しました。ここではその作製状況を述べたいと思います。以前からYellow Labelのコンデンサーを買い集めてあったのでそれを使ってメインボードの作製をはじめました。なんと愚かなことに400Vの0.25μFのコンデンサーを買い忘れていました。ショックです。